じぶんらしく「働く」場、
じぶんらしく「暮らす」場

花水木の会には、ひとりひとりが自分の能力に合わせていきいきと働くことのできる「就労の場」(=「かすたねっと」「福」)、共同生活のなかで自立して生活することを学ぶ「暮らす場」(=「こぶしの家」)というふたつの場があります。
就労の場は、適切な環境を整備し時間をかけて協働することで、働く喜びを実現できるプログラムを約30年間かけて確立してきました。第1段階として、「働きたい」という本人の意志があるか、その仕事が本人に合っているのかを確認し、本人の意志と作業内容のマッチングを行います。第2段階として、働く現場で、あいさつやマナーなどを取得しながら、働く習慣を身に付けていきます。毎日働き続けることが困難な人のために日数や時間帯など相談しながら決めていくこともあります。

手づくり焼き菓子
「かすたねっと」

手づくりの焼き菓子専門店です。ふつうのまっすぐな味わいでありながらこころにまで響くようなおいしさをめざして、利用者さんたちが毎日一生懸命つくっている現場です。本当においしいお菓子をつくる菓子職人としての責任とやりがいをもって、ひとりひとりが真剣に取り組んでいます。

手づくり餃子
「福」

かすたねっとのお店から歩いて5分の場所にある、餃子のお店です。ていねいな手作業を通して、野菜餃子やしそ餃子やごぼう餃子など、いろんな種類の餃子をつくってお客様にご提供しています。

グループホーム
「こぶしの家」

かすたねっとからバスで30分の場所にある、静かで庭の緑が綺麗な最大10名が入居できるグループホームです。働く毎日の基盤になる暮らしを整えます。共同生活をとおして、地域のなかで自立した日常生活を送ることをめざします。